ロバート・ジョンソン 原初のレコーディング風景

うむ!素晴らしい!(笑)

ロバート・ジョンソンのレコードジャケット画像を
コンビニで拡大コピーして額に入れてみました
Robert Johnson 『KING OF THE DELTA BLUES SINGERS』


ギターを持った黒人の男が椅子に座って
部屋の隅に立てたマイクに向かって歌っている


ジャケットに書いてあるキャプションによると

「ロバート・ジョンソン 初めてのレコーディング
 1936年11月 サン・アントニオのホテルルームの"makeshift"スタジオにて」

とのこと


"makeshift"とは "間に合わせの" とか "その場しのぎの" とかそういう意味のようだ

録音環境もまだ整っていなかった時代
おそらく録音機材をホテルに持ち込んで録ったのだろうと思われる
ホテルの1室の急ごしらえの簡易スタジオってわけだ
ちなみに裏ジャケットには「ケーブルの延びた先の隣室でレコーディング機械を操作する2人の男(白人)」の絵が描かれている



なんかこのジャケットの"原初のレコーディング風景"を眺めていると
すごくインスピレーションというか"俺もやってやろう感"とでも言うべきもの(笑)が刺激されるのよね
音楽ならびに録音の原点に立ち返ることが出来るというか
"そうそうこれでいいんだよな"と思い出させてくれるというか
"凄い音楽を録りゃあいいんだよな"という気持ちにさせてくれる
(まあ、GOUPILの録音もこれを少々現代風にアップデートしただけかもしれないし(笑)、ま、それがいいんだな。"できるだけシンプルに シンプルに"って)



録音環境の高度・複雑化に伴い、現在の録音のやり方は
大別すると、2パターンに別れるかもしれないな

・ 実際鳴っている凄い演奏をそのまま録る
・ 録った素材を使って(ミックスやオーバーダブなどで)凄いものに仕上げる

もちろんどちらもそれぞれに良さがあるんだけど
原点に立ち返るのであれば、前者の「凄いものをそのまま録る」
これに尽きるのかもしれないね、音楽というものは

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