『いまモリッシーを聴くということ』
相方が貸してくれてた(笑)
古本屋で買ったとか
ブレイディみかこ著
『いまモリッシーを聴くということ』
2017年6月に発売された本
数年前にモリッシーは自伝を出してるんだけど
翻訳本を許可しないらしく、いまだに日本語版が出ていないのだ
多少、その流れを受けての執筆だと思われる
いやあ、面白かった!
スタジオから帰って一気に読んでしまった
もはや大体知っている話ではあるが
一番驚いたのがここ!
「モリッシーは、このアルバムのプロデュースはジョー・ストラマーが担当するはずだったと言ったことがある。」(本文P.176より)
マ、マジっすか!
こいつぁ初耳っす
"このアルバム"ってのは、『Maladjusted』(社会不適合者)というアルバムで、その当時のゆるすぎるジャケットからしても、モリッシー史上"最もやる気のない"アルバムと言われてしまうヤツ
まさか、そのプロデューサー候補にジョーの名前があがっていたなんて
モリッシーがセックス・ピストルズが好きなのはわかるにせよ、ザ・クラッシュへの言及は聞いたことなかったからちょっと驚き
実現していたらどうなったんだろうな?
『Maladjusted』が1997年の作品だから、ジョーがザ・メスカレロスを始めるちょっと前の"荒野の時期"だから難しかったかもな
それにしても、"喫煙者だからやめた"ってなんつー理由だ(笑)
でもジョーのメスカレロスで結実したような、雑多なワールド・ミュージックなアプローチは、何気にモリッシーと合いそうだから(特にここ最近のモリッシーには)、ひょっとすると面白いものが出来た可能性もあったのかも
妄想が膨らみます(笑)
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