『トロン:アレス』






ギ、ギ、ギリ、もとは取れたかな?(笑)










10/10、こないだの金曜日に公開されたばかりの
『トロン:アレス』
Dolby Cinemaにてレイトショーで鑑賞♪


1982年、コンピューターグラフィックスを世界で初めて全面的に取り入れ
まだ馴染みのなかったデジタルの世界を可視化して描いてみせたSF映画『トロン』

シリーズ最新作(3作目)でございます


ネット予約も1番乗りで一番いい席で(笑)

日曜のレイトショーだったけど
お客さんは20~30人はいたかな?

(料金は、レイトショー1600円+Dolby Cinema料金600円)










約2時間

Dolby Cinemaの大音響と
もはやリアルとほぼ変わらなくなったCGたちで

これでもか!な、お腹いっぱい映画でございました(笑)


音楽はナイン・インチ・ネイルズというのも
大音響に拍車をかけておりました

特にオープニング辺りはかなりワクワクさせる映像でよかったな♪







ただ、、!(笑)



1作目から続く世界観は見事に継承されていて
その点は素晴らしくて申し分ないんだけれど



前作『トロン:レガシー』に続いて
ディズニー映画、というかディズニー資本の映画だけあって

ストーリーは、まあ予想通り、
特に驚くような展開もなく、教科書的にそつなくまとめて
ディズニーならやむなし、、って感じは否めない(笑)


そんでもって、

相変わらずの、現代ディズニーに根強い"ポリコレバリバリ感"(笑)


今回のヒロインも、前作と打って変わって、
急にアジア人(韓国系アメリカ人のグレタ・リーさん)で
敵役のボスは、黒人の女性(ジョディ・ターナー=スミスさん)で

や、別にもちろん、どんな役者さんを使おうと問題ないし
実際敵役のボスはなかなかいいキャラだったのだけれど、

「あ、配慮してるんだなあ」と思わせてしまうのが
観てる者に一抹の興覚め感を与えてしまうのもまた事実ではある


あと、悲しいかな

映画サイトのレビューにも結構
「いまいち登場人物たちに華がない」的な感想も書いてあって(笑)

それを一概に否定できないのも悲しいところ


製作兼主役であるジャレッド・レトさんも
いい俳優さんなんだろうけれど

ルックス的に陰気な感じしか伝わってこないのも
『トロン』シリーズ的にはちょっともったいなかったかな

前作『トロン:レガシー』にはもっと
パァッとするような開放感やカタルシスがあった気がするけれど
ちょっとそれが薄かったかな









1作目『トロン』は、その時代を先取りしまくった発想と映像に

2作目『トロン:レガシー』は、CGの進化とヒロインのクオラさんのキュートさ


が、その面白さを担保していた




じゃあ、今回の3作目は何が面白かったのか?

と言われると、ちょっとすぐ出てこなかったりする(笑)



宣伝文句が「ディズニーがAI時代に挑む、新・映像革命!」だけあって

確かにCGの技術は格段に上がって素晴らしい仕上がりなんだけれども

"CGのキレイさ"と"映画の面白さ"って、必ずしも一致するわけではないし

もはやCGが当たり前になってしまった我々には、見慣れた映像ばかりで、
おったまげるってほどではなくなってしまっていて

下手すれば、ゲームのオープニングCGだって
今はこれぐらいの映像美なんじゃないかしらん?とも思ってしまう


「新・映像革命」はちょっとハードル上げ過ぎたかな?(笑)

そう謳うからには、やっぱり『マトリックス』じゃないけれど
その後の映画を変えてしまうくらい影響があるような、
それぐらいのターニングポイント的映画を期待してしまいます(笑)










レイトショーで、終わる時間には売店が閉まってしまうため
意を決して(笑)、観る前に購入したパンフレット

ややシルバーメタリックで表紙はイカす!



(あ、そう言えば、家帰ってパンフレット見て気付いたけど
 ライバル企業のCEOのお母さん役、
 『X-ファイル』のスカリー役の人(ジリアン・アンダーソンさん)だったんだ!
 俺世代には懐かしいな♪「モルダー、あなた疲れてるのよ」笑)






なんだかんだ勝手な感想を述べてしまったけれど(笑)

"チケット代のもとは取れる"映画だとは思うので(笑)
(あ、観るなら映画館で観た方がいい系・体感系の映画ですぜ 笑)

ご興味のある方は是非♪


絶賛公開中です!



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