諸星大二郎『槐と優』






諸星大二郎先生の新刊

『槐と優』(かいとゆう)


先日10/28に発売されたものを
遅ればせながら10/30に手に入れ
読了いたしました♪










KADOKAWA『怪と幽』(年3回刊)連載作品ということもあってか

ヴォイニッチ手稿に惑星直列に生霊に 、、と

オカルト風味の味付けの手腕を
思う存分発揮して(笑)

ちょっとシュールだったり
何でもありの諸★ワールド

諸星先生の真骨頂です♪




諸星先生の近年の連載作品に共通するのは
ちょっとギャグ風味の軽いタッチ、、かな?

先生の幼き日の思い出だろうか?
"冒険活劇マンガ"や"紙芝居"的な手触りも
ちょっとだけ感じられた(笑)


今さらだけど、何気に諸星先生、
少年少女の感じを描くのうまいよなあ~
(って当たり前か、失礼、、笑)

あ~、面白かった♪





そうそう、
毎回書いている気がするけれど(笑)

前巻が出てからすでに3年が経ってしまった
『西遊妖猿伝 西域篇 火焔山の章』は今どうなっているのだろうか?(笑)


Wikipediaによると、

「『月刊モーニングtwo』にて2013年9月号から連載されていたが、
2018年5月18日の掲載後、連載が中断している。」らしいのだが、

その『月刊モーニングtwo』すらも
「2022年9月に紙媒体での刊行を終了」し、Web配信に移行しているっぽい
(名称も『モーニング・ツー』となっている)


やはり、現在は
連載誌自体がWebマンガに移行してしまったことで
連載再開しようにもできずに、宙に浮いた状態になっている
という線が濃厚なのかもしれない(私の推測)



今年の7月には『アリスとシェエラザード』の新刊が出たり、
今回の『槐と優』が出たり、と
ご健筆であられることは間違いなさそうだから
『西遊妖猿伝 西域篇 火焔山の章』の再開が待たれるばかり、、

悟空たちには何とか天竺までたどり着いて欲しいものです(笑)


諸星先生、何卒よろしくお願いいたします~! m(__)m



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