簡単楽チン♪ 強炭酸水ペットボトル式 自作CO2添加システム









久々にアクアリウムネタでも(笑)

(なんか統一感のないブログだな笑)








ミナミヌマエビ60cm水槽




春から夏にかけて
ガラスにも水草にもコケが生い茂って

さらに自宅マンションの大規模修繕工事なんかでバタついていて
手をつける余裕がなかったけれど


その工事も終わり落ち着いた後、
軽く意を決して、リセットってほどではないけれど
9月の間1ヵ月くらいかけてのんびりと
レイアウト変更を含め、様々な箇所を改良♪


今回はかなり久々に
CO2添加システムも導入してみたり






こちら、現在の様子











~変更点~


① 流木の交換とレイアウト変更

② ろ材の変更(エーハイムメックとエーハイムサブストラットプロへ)

③ 強炭酸水ペットボトル式 自作CO2添加システム導入

④ メルカリで購入した溶岩巻きの南米ウィローモス3つ追加

⑤ ストレーナーにアク取りシートを巻いてみる















これはセッティング直後の
まだ片付けきれていない状態

(新しいろ材も、とりあえず水槽にドボンさせておいて
 少しでもバクテリアの移住がスムーズに行くようにしてある)









① 流木も気分を変えて別のものに入れ替え♪


過去に使ったことのある流木のはずだから
もうアクは出ないだろうと思ってたけど
最初はやっぱりわりとアクが出てしまい、、

入れた直後は、往年の野坂昭如のグラサンみたいな色の水になってしまった(笑)


でも、1ヵ月も経って
何度か水替えしていると
だいぶアクの出も落ち着いてきたみたいだ









② テトラAT-50 外掛けフィルターのろ材も一新!


今までは、

様々な変遷を経て、最終的に
ウールマットを薄く敷いた上に
百均(セリア)の黄色い"洗車スポンジ"をサイコロカットしたものをろ材としていた


水の調子も良く、悪くないろ材だったのだけれど
いかんせん目が詰まってくると、ぎっしり入れ過ぎなせいか
水の流れが悪くなって、ろ材の隣の関係ない隙間から
水が流れ出る感じになってしまっていた(笑)



そこで思い切って設備投資ということで♪

存在は知っていたものの、手を出したことはなかった
エーハイム社のスタンダードなろ材を
ヤフーフリマでちょうど必要な量だけ購入することができた







/ エーハイムメック(リングタイプ)
/ エーハイムサブストラットプロ(ボールタイプ)



ダイソーで買った、台所流し用の水切りネットで包んで準備完了♪






現在のAT-50のセッティングはこんな感じ







交換時は、いっぺんにろ材を変えると
バクテリア的・水質的に良くなさそうなので

いったんエーハイムメックの方をAT-50の中に入れて
その上に今までの洗車スポンジを1~2週間乗せて密着させ
バクテリアが移住できるようにしておいた(笑)

(実際のところどうだか分からないから、気分的なもんかもしれないけど、、笑)








テトラ AT-50


もう買ってから4年以上経過しているけれど
モーターも故障することなく非常に優秀な外掛けフィルター

水が循環するようにプラ板で仕切りを設置したり
底の部分にネコ避けのトゲトゲ(分かります?笑 プラスチックのヤツ)を入れたりして


その上に
リングタイプのエーハイムメック

さらにその上に
ボールタイプのエーハイムサブストラットプロ


と、いった塩梅








水の流れを遮ることもなく、水流・水量も豊富に確保でき
澱みない水槽環境に一役買ってくれるフィルターに進化いたしました♪










③ 強炭酸水ペットボトル式 自作CO2添加システム導入!



そして、今回の目玉でもある、CO2添加システムの導入










ことの発端は、ネットで情報を発見したからなのだけど(笑)



水草水槽におけるCO2添加の、
一番安上がりで一番知られた方法で
「イースト菌の発酵によるペットボトル式の自作CO2添加システム」
ってのがありまして、、

むか~し、自分も試していた時期があったのですが、
確かに安くて便利っちゃ便利なのだけれど
冬になると気温が下がって発酵が進まなくてCO2が出なかったりと
労力の割りにあまり長続きしなかった印象が、、(笑)

微妙な調整がめんどくさかった気がするし
手作りのキャップ接続部分のの密閉度がイマイチだったのかも、という気もするし



、、とか考えて、ネットでさらに調べていると

もっと簡単な方法があるじゃないですか、、! !



要は、発酵なんていう七面倒くさい手順を踏まずに
ただ炭酸水のペットボトルを買ってきてそれを繋げばいい(笑)




、、そうか!

その発想はなかったわ♡






システムを組むにあたって使用したパーツ類はこちら







右から

・スーパーで売っている一番安い強炭酸水(まずは500mlで)
・ヨドバシで購入した「タイムストップ アンビリーバブル2U-typeSmall」(1130円だった)
・ダイソーで買ってきた「ペットボトルで水洗い 3Wayサッシブラシ」
・セリアで買ってきた「水槽用エアチューブ 3m」




これだけで今回のCO2添加装置が作れます(笑)

(あ、あと調整金具的なものが要るか)






思うに、

CO2添加装置を作るにあたって一番大事なのは"密閉度"な気がして

"ペットボトルから、水槽内の拡散器まで、一切漏れないシステムを作る"

当たり前っちゃ当たり前のことだけれど
何よりこれが一番大事、だと思う


要は、キャップを開けたときに
「プシュッ」って音がしなければ
途中のどこかで空気が漏れてる(=圧がない)ってことだから




過去に作った"発酵式"の時は
みんながやっている情報を見様見真似で

"瞬間接着剤を使って、ペットボトルのキャップにプラのつなぎを合体させて、、"

ってやっていたのだけれど
今思うと、あれもCO2発生の圧力に耐えられてたのかな?、、と、ちょい疑問


市販のペットボトルだって、
"炭酸用"と"そうでない用"で種類が別れているわけで
内部ではかなりの圧力が発生しているはず

目に見えないくらいの隙間があれば
CO2は漏れてしまうだろうし
(ペットボトルに顔を近づけて、発酵時のアルコール臭がしたら間違いなく漏れてるだろう)

かと言って、今度は逆に、密閉度が高すぎると
気温の高い夏場は発酵が進み過ぎてCO2が出過ぎるし、、ってのもあってなかなか難しい



その点、今回のこの"強炭酸水"システムであれば
そうした細々したことを考えず、フタを開けてセッティングすれば
あとは炭酸が抜けるまで稼働してくれる、という単純明快さ





そして、


何はともあれ、







ダイソーの「ペットボトルで水洗い 3Wayサッシブラシ」


今回ネット情報でこの商品の存在を知ったのがデカかった


1500円で完璧な発酵式CO2添加装置を自作するぞ!2か月運用した結果は? - サンショウウオチャンネルさん



今回買ったのはこちらの動画内で紹介されている商品とまったく同じではなくて
ダイソーの売り場で、その隣にあった商品なんだけれど(笑)

よりキャップのサイズもコンパクトでGOOD♪
色が白とかならもっと完璧なんだけれど(笑)


この商品の、このグレーのノズルだけを使用します(笑)








もちろん、この商品自体の本来の使い方とは違うので、あくまで自己責任だけれど


これさえあれば、キャップの穴開け作業をする必要もなく
普通の水槽チューブに繋げるだけで、密閉度バツグンの装置が作れる













一応、裏面の商品説明には
「装着できないキャップがあります」と注意書きが書いてあるけれど
ひとまず今回試した強炭酸水のペットボトル2種類は問題なく使用できた♪
(VALUE PLUSブランドの500mlのものと、サンガリアの1ℓのもの)


けど、使えないペットボトルもあるとは思うので要注意です







そして、

こちらも、このシステムを作ってみるきっかけになったCO2拡散器







タイムストップというメーカーの
「アンビリーバブル2U-typeSmall」









目には見えないくらいの微細な隙間から
これまた細かいCO2をうまいこと拡散してくれます♪






そして、肝心のCO2添加の耐用時間(笑)


もちろん、何か調整器具をかまさないと
炭酸水からのCO2がどんどんシュワシュワ出てしまうので、、


最初、
セッティング時に

手持ちの古い(おそらくニッソーの)金属の"二股分岐"でやろうとしたけど
密閉度がイマイチらしくCO2は出てくれなかった
(器具を外した時も「プシュッ」と音がしなかったので圧が逃げてたんだろう)




で、手持ちの工具箱をあさって見つけた
この金具とボルトで、チューブを締めることを思い付く♪


ノズルの近くに、こんな感じにセッティング









めっちゃいい感じ♪










ただし、これが、調整がかな~~~~り超絶妙で、、(笑)


きつく締めるとまったく出なくなるし
かと言って、緩めると出過ぎるし


調整しても数分経たないと結果が分からないので、、

それこそ半日~1日がかりくらいで
様子を見ながら、ドライバーでボルトを1mm以下回しの微微微微微調整
ほんのわずかな吐出量に設定していく


(特にこの水槽は水草も大して植えて無いので
 2~3秒に1滴、下手すりゃ20~30秒に1滴くらいが理想)









で、

話を戻すと、、(笑)







吐出量をギリギリまで絞っておけば

ネット情報と相違なく
500mlで約「1週間」は持ちました


実際計測してみたら
9/17に取り付けて、9/29くらいまではセットしておけた

ただ、1週間ぐらいを過ぎると、
拡散器内に泡は溜まっているものの押し出すほどの力はないかな

ペットボトルを振っておくとしばらく
目に見えるか見えないかの細か~い泡が出るくらい


これで、スーパーだと1本60~70円で買えるから
かなり経済的と言ってもいいかもしれない





そして、現在試しているのが
こちらの1ℓのサンガリア「伊賀の天然水 強炭酸水」






近所のまいばすけっとで確か、税込96円だった



500mlと1ℓで、単純計算で2倍長持ちするのか?
それとも大して変わらないのか?

ただいま実験中です
(結果は後日、ここにでも追記するかも)




これが2週間くらい持ってくれれば
1か月200円ほどで季節問わずにCO2添加が出来る♪



となると、かなり理想に近い添加システムではないかと!










ラベルが素敵すぎるので、剥がすと吉(笑)









泡出過ぎ(笑)









これぐらいが理想かな?


測ってみたら45秒に1滴ぐらいの感じだった
水草にとって意味はあるのか?ないのか?(笑)












④ 溶岩巻きの南米ウィローモス3つ追加









こちらメルカリで購入したもの



到着時より3~4週間経過といったところでしょうか

CO2添加の効果がさっそく現れたのか(笑)
無事新芽のようなものも伸び始め、
巻き付けてあったヒモも解け始めても散ることなく
きちんと活着できているようです♪








水流が強めにあたっているところは
白砂もとてもキレイ♪



ミナミヌマエビさんたちは
1日中何かをツマツマ食べていて
何気にフンの量が多いので

水流が行き届かず
"フンだまり"になってしまうような草陰や木の陰を
なるべく少なくしよう


ということで
今回のようなレイアウトになっております



(とは言え、出されたフンも
 数日経つと、ナニモノカによって微細に分解されて粉々になっていきます
 自然の力ってすごい!)









ちなみに、写真をご覧になってお分かりのように、

自然光の光量を減らすために
水槽にはシルバーの保温シートすだれをかけて
いささかみすぼらしい雰囲気を醸し出しております(笑)
(どちらも百均の)



照明を使わずに
自然光でやっている水槽だと
コケが生えてしまうのは避けられない宿命で、、

、、だけれども、
なるべくコケの生えるスパンは長~くしておきたいな、と(笑)

そして、ミナミヌマエビさんの"ツマツマ"パワーだけじゃ
コケが発生し出したら、おそらく追っつかないだろうな、と(笑)




この水槽でいつも生えてくるのは
"フサフサした短いコケ"ばっかりで
(ネットで調べても正式名称がいまだにイマイチよく分からない笑)


白砂にはまったく生えず
基本的には、水草の表面や流木、フィルターのプラやゴム部分、
そして、ガラス面によく生えてくる

特に、季節と時間帯によって直射日光が当たる面なんかは勢いがあるので
やはり光量と比例する感じなんだろうな


と言っても、ミクロソリウムを取り出して
完全遮光の真っ暗で2週間くらい隔離したけど
ほとんどコケに変化はなかった(驚)

前は遮光すると少しは弱まらせることができた気がしたんだけど、、




もう生えてきたら、

ガラス面だったら → 定規やスクレーパーで削ぎ落す
流木だったら → 取り出して熱いお湯をかける
フィルターのプラ部分だったらら → 同じくケースに熱いお湯をかける


経験上、これしかない(笑)










⑤ ストレーナーにアク取りシートを巻いてみる


AT-50の吸水口に取り付けてある、
ステンレス(?)のメッシュのストレーナーに巻き付けて使おう♪

ゴミが詰まって水の吸いが悪くなってきたら
ペロリと剥がして交換すれば楽チンだろう♪

(吸い込まれることはないけど)稚エビにもやさしいし



と思って、ダイソーで買ってきたのが、円形の「アク取りシート」








吸水の力で、ストレーナーに自動でフワリと巻き付いてくれるかと思ったら、
そこまでの水の力はなくて、何となく周りに浮かんでるだけになってしまった(笑)


お試しで巻き付けていたウールマットを取り外し、
付けて3~4週間でだいぶダーティーになっております(笑)

そしてそこでもミナミヌマエビさんはツマツマ♪
足場としても悪くなさそう


枯れた葉などの、大きめのゴミだけでも濾してくれれば、まあよしとするか(笑)









他には、こんな備品も買ったり(笑)







ダイソーに売ってたデカスポイト「水槽スポイト」(これ水替え時の稚エビ捕獲に超便利♪)
イノウエの「ジラコヘラ105mm」(気付いた時にサッとガラスのコケ取りに♪)














現在



エビちゃんの人数は2~30匹といった感じで

レイアウト変更&CO2添加開始後は
抱卵個体も4~5匹に増えるなど
環境は良好(だと思う笑)










生き残っている水草は、、


・オーストラリアンクローバー

・いつからかどこかから付いてきたナゾの浮遊性(?)の細~い草

・溶岩に巻かれた南米ウィローモス

・コケにやられ、わずかになってしまったミクロソリウムの極小の生き残りたち

・ず~っといるアヌビアスナナの古株が1株

・同じく細々と生きているヘアーグラス少々

・キューバパールグラスの生きてるか死んでるか分からないのがほんのちょっと










秋も深まれば、段々水温も下がってきて
成長も遅くなってくるとは思うけれど

このCO2添加システムが水草たちにとって有益なものとなりますように、、









水温計は砂に逆さにぶっさす!(笑)




現在、無加温で24℃
一番いい気候かも♪


毎年冬も "ヒーターなし" "室温" "北側の窓辺" だけれど
真冬の一番寒い時でも、水温は10℃前後くらいじゃなかったかな?

エビちゃんも水草も
何食わぬ顔(たぶん)で冬を越してくれます








たまにあげるのが、テトラの「テトラ ヌマエビ」

"ヌマエビの主食"と謳っているだけあって
みなさん群がってきます(笑)


あげるとしても1日3~4粒といったところ










夜、スマホのライトで照らして(笑)


まだ、ちょっと水が黄色っぽく
アクの色が付いている状態の時









と、まあ

お伝えしておきたかったのは
そんなところでしょうか(笑)








以上で、今回のアクアリウムレポートを終了いたします♪

ではまた♪










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