水木しげるの妖怪 百鬼夜行展【2度目】@横浜そごう美術館
また来ちゃった(笑)
だってあまりにも良かったから(笑)
もう間もなく横浜での巡回は終わるもんだから
(3/10の日曜まで!)
『水木しげる生誕100周年記念
水木しげるの妖怪 百鬼夜行展
~お化けたちはこうして生まれた~』
@そごう横浜店 そごう美術館
朝も早よから
霧雨の止まない寒空の中をテクテク歩いて横浜へ
10:30くらいから見始めて
会場を出たのが13時前(笑)
1枚1枚すべての絵をガン見して
時にはメガネを外して肉眼で超接近して
点描の打ち方や筆づかいまでよ~く見て
心ゆくまで堪能した!(笑)
いや~
しかし何度見ても描き込み凄いな、、
途中2~3点くらい
スクリーントーンを使った原画があって
そこで初めて気付いた
「あ!そうだスクリーントーン使ってないんだ!」
って
ほとんどスクリーントーンを使わずに描いている凄さ
すべて線や点で画面を埋めているからこそ
あの迫力・あの濃密さが出せているのだと思う
そして、それが画面に妖気を漂わせているのだ
あと、劇画とかでよく使いそうな
スポンジとか布とかにインクつけてポンポンて
手軽に模様を出せる技なんかもほぼ使ってなかった
(もしかしたらその辺は水木先生の中にある"画家魂"というか
"画家としての矜持"が、アシさんに対してそういう指示を出させていたのかも(妄想))
あと、普通に
「水木先生、彩色・塗り方うめえなーっ!」
って思った(笑)
ちょっといい具合にルーズに塗るのが水木先生流で
「おお~、木を薄い水色で塗るんですか~!」
「おお~、洋服の影の具合の塗り方とかさすがですね!」
とか、ひとりで思ったりしてた
マジでやっぱり
原画をナマで見るってのは素晴らしい体験だね♪
昔も言ったような気がするけれど
音楽で例えれば
出版物が"スタジオ盤" なら
原画展はさしずめ"ライブ" といったところだろうか
まったくそんなつもりで早く行ったわけじゃなかったけど
先着特典で
"つるべ落とし" もらっちゃった♪
入口で係の人が
「残り5名です!」
なんてアナウンスしていて、、
おおっ!
ってことは
オープンから30分経つか経たないかでもう195人も入場しとったんか!
ビックリ!
(あ!しかも「水曜・木曜に配りますよ」で"水木スペシャル"ってそういうことか
今気付いた笑)
平日で天気も悪いし開店直後だから空いてるだろうと思ってたら
そんなわけで中は人いっぱい(笑)
みんな好きだなー(笑)
母と子で来ている
ちっちゃな妖怪博士たちもいたりなんかして
昔の自分を見ているようで微笑ましい
(しかも妖怪の名前を声に出したりしてかなり詳しい笑
ポケモンの名前覚えるような感覚なんだろうけど)
ちなみに前回観に行ってしばらく経ってから
やっぱ図録、普段見る用と保存用に2冊持っときたいな♪
というわけで購入して、図録は2冊あります(笑)
これを眺めれば
あの筆致の素晴らしさが脳内で蘇る!
帰り道
こないだ『モヤさま』にも取り上げられて
オープニングであの3人が立ってた神奈川駅の前も通っちゃったりなんかしたりして(笑)
そんな感じで 雨上がりの道をテクテク家へ帰ったのであります
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