Pete Townshend

読破。

『ピート・タウンゼンド自伝 フー・アイ・アム』
ピート・タウンゼンドさん著
460ページ 河出書房新社

なんたる読み応え。
ピートさんが15年かけて執筆したというとっても分厚い一冊。

家を替えるたびに自宅のスタジオ環境の話が出てきたりするが
やはりあの大作たちを作るには日常の良い音楽環境は不可欠なのだろうな。

ステージで演奏してる時は通常の精神状態ではないから
隣の建物の火事を知らせにステージに上ってきた非番の警官に
そうとは知らずに暴力を振るってしまったり。
ウインドミル奏法でザックリ手を抉ってしまったり。
ステージは戦場のようなもので、邪魔されたら何をしてしまうかわからない。
その気持ちよくわかる。

ザ・フーをロックたらしめているもののひとつが、
ピートのウジウジした内面であることは間違いないだろう。
バカ正直にロックと向き合った男の一代記といったところかな。

そんな感じだ、LONG LIVE ROCK

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