ALIEN
これはやべえ
ALIEN(ありえん)くらいにやべえ
リドリー・スコット監督 1979年作品 『エイリアン』
AM9:50~ @イオンシネマみなとみらい
そう、あの超有名作品を初めて見る。
平日の午前は隔週替わりくらいで名画が安く見れるのだ。
ジャスト1000円
いやぁ良い映画だった。
はじめ「あれ、この宇宙船 プラモかな?演技の感じや髪型がちょっと時代を感じさせるか?さすがに
2001年宇宙の旅には及ばないか?」と思ったが(笑)、見ているうちにまったくもってそんな雑念も吹き飛ばし
後半に行くに連れての緊張感とテンションの高まりは素晴らしいものがあった。
まあでもタイトル文字の出方からしてセンス良かったか。アルファベットが一辺ずつ浮かび上がってくる演出。
あの謎の引き出しトレイ的構造の口を持つをエイリアンもキていたけど科学者のアッシュの方もかなり衝撃的。
そう来るとは思わなんだ。
普通の宇宙船じゃなくて貨物船っていう設定も成功の要因かもね。
あの汚さと薄暗さ、鉄の感じでサイバーパンク。
2001年的な洗練されて清潔なデザインだけではこうは行かないだろう。
そしてやっぱりCGじゃこの感じ、この全編に漂う気持ち悪い感じは出せないだろうな。手作りなればこそ。
しかもWikipediaによると劇中の小惑星のエイリアン卵部屋で使われる青いレーザービームは、
ロジャー・ダルトリーがTHE WHOのライブで使う“あの!”青いビーム装置を貸してあげたものだとか。
こんなところでロジャー登場。(笑)
それにしても5~600人は入るであろう大スクリーンで、俺を含めておっさんが計5人!
ALIEN(ありえん)くらい素晴らしい。
いずれにしても平日寝起きの午前中に見る映画じゃねえ(笑)。
でも1日が有意義に使えてけっこういいかもしれない。
下の写真は、映画館の帰り道 赤レンガ倉庫と草っ原。
心地よい秋晴れに草花が風にサラサラ揺られていたよ。