クリント・イーストウッド『荒野の用心棒』
『ミリオンダラー・ベイビー』が誰かレンタル中だったので
予定を変更してクリント・イーストウッドの西部劇時代のものを1本
うわあ
オープニングのキャストの名前シーンがもうカッコイイ!(笑)
しかもこのテーマ曲
出川の"充電させてもらえませんか"のアレじゃないか(笑)
ああ!しかもこれもエンニオ・モリコーネなのか!
という発見の驚きも混じりつつ
最後まで面白かったなあ
西部劇っていうからもっとシンプルなストーリーかと思いきや
結構ちゃんと観てないとやや複雑なプロットだった(笑)
クリント・イーストウッド主演
『荒野の用心棒』
セルジオ・レオーネ監督 / 1964年イタリア
いわゆる"マカロニ・ウェスタン"をちゃんと見るのはこれが初めてだな
("マカロニ・ウェスタン"=スペインなどで撮影されたイタリア製の西部劇)
黒澤明の『用心棒』の翻案なんだけれど、『用心棒』が行きつけのTSUTAYAになくて未見だ
翻案と言うか実際は盗作で後で訴えられている、とのこと(笑)
でもちゃんと黒澤映画の重厚さや魂もきちんと受け継いでいるから、ただの二流のパクリなどではなく、
西部劇の名作として語り継がれているのだろう
"adios amigo" という言葉が出て来たり(ラモーンズのラストアルバムのタイトルは『Adios Amigos』だ)
敵の名前が "ラモン" だったり(ラモーンズの名前はポール・マッカートニーが昔ステージネームにラモーン姓を名乗ってるところから来ていて、もしかしてポールはこの映画から?)
ちょっとパンク・リスナーには妄想が膨らむ映画だ
カッコイイ人が着るとポンチョもカッコイイ
あと1964年の映画だけど画質も年代を感じさせながらもキレイで見やすく生々しくて良かった
それはそうと
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』は
このセルジオ・レオーネ監督の作品だったのか
気になっていた作品だから近々観てみたいな
でもその前に『ミリオンダラー・ベイビー』だ(笑)
あ、あと手前味噌ながら
映画中で流れた、メインテーマのギターアルペジオから始まるバージョンが
日本カセットテープクラブの作品No.104「ヌーが布団の中で泣き叫ぶ夜」のアルペジオに似ていて、ああ俺はもはやエンニオ・モリコーネとほとんど互角かちょっと上だったんだな、と改めて思った次第
(嘘!んなわけあるか笑)
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