伊藤かよこ『人生を変える幸せの腰痛学校』

(最高に長くなってしまった笑)


そして
トドメの3冊目がこちら!!

伊藤かよこ 著
『人生を変える幸せの腰痛学校』(プレジデント社)


以下に事情が書いてあるが
すでに2回も読んでしまった(笑)


ちょぴり照れくさいタイトルなんだけれど
内容は腰痛の最新の科学知識を元に書かれた"小説"

世界の"腰痛"治療の最新の流れは
【運動】と【認知行動療法】になっているとのことで
(詳しく知りたい人は自分で調べてね笑 これらの本を読めばわかるけど)
前回の『腰痛は<怒り>である』と同じ科学知識を使って
さらに誰にでもわかりやすく書かれている

小説という形式を取っているのも功を奏していて(もちろん狙ってそうしたのであろうが)
(海外の先端治療で取り入れられている)"グループ治療"(要は患者複数のグループで一緒に
なって学びながら治していく的な治療)に主人公の女性が参加して腰痛を改善していくというストーリー
これを読むことによって自分もその"グループ治療"に参加しているように
「認知行動療法」の疑似体験が出来るという仕組み

実際、作者自身も20代で腰痛による3回の入院と手術(腰痛による退職も)を体験し
自力で治した(!)上に、再発に対処するため自ら専門家になって治療院まで開いた
というお方で、その体験が本作主人公のベースになっている


「腰痛を治したければ治そうと思わないこと」
「椎間板ヘルニアは痛みの原因ではない」
「「腰の治療」は必要がない」

と、本の各章のタイトルを見ただけでもなかなか衝撃的である

いかに今までの腰痛の"常識"に囚われていたのかということだ
もっと言えば毒されていたと言ってもいいかもしれない


いやー面白いね
面白いとも違うか
素晴らしいと思う
これは本当によく出来た本だと思う


本のテーマとしては
もちろん前回の『腰痛は<怒り>である』とほぼ近いのだけれど

向こうは(俺が一度読了して受けた印象だと)心の無意識に閉じ込めて抑圧した"ストレス"に
最終的に焦点を当てていた("ストレス"を原因として取り扱っていた)ようで
仕組みとしてはその"ストレス"(=心の面)に意識をやることで"痛み自体"(=体の反応)
へ視線を向けなくさせ、腰痛を意識しないようにすることで改善へ導く
といった感じで

今回の本は、もっとふわっとしていて
そもそも"腰痛の原因はわからない"ものとして考えて
その上で様々なやり方で(よく出てくる言葉としては"いい気分になる"だったり)
痛みを意識から外していく・痛みをコントロールしていく
といった感じに思えた


amazonレビューなど見てると
人によっては
『腰痛放浪記 椅子がこわい』
『腰痛は<怒り>である』
『人生を変える幸せの腰痛学校』
これを腰痛三部作なんて言ってる人もいて
なるほどと思った
この一連の本が好評なのもうなずける



で、実はこの本、11/4に読了していて(なのにZUGAレポートが遅くなったのには理由がありまして笑)
その翌日11/5月曜の朝は今までにないくらい腰が軽くて布団の中で結構感動してしまって

で、その日は昼過ぎからまたスタジオで3時間GOUPILレコーディングがあったんだけど
もう腰を気にせずに立ってギターを弾いて、と意気揚々とやっていたら
椅子に置いたMTRをいじる中腰の姿勢になったとき小さく腰に「ピリッ!」と来た瞬間があったのよ(笑)
だけど「俺はもう今までの俺じゃないんだ!」という気持ちで(そこそこ痛かったんだけど)そのまま立ってギターで録音をやり遂げたら、、、

翌朝、完全にぎっくり腰ですわ、、、(笑)


これが昨日の話で
完全に一日動けず、、、
朝トイレにもたどり着けないかと思った(笑)

で、寝ながら『腰痛は<怒り>である』を1/3くらいと
おかげで『人生を変える幸せの腰痛学校』の2回目を読んでしまったという次第

しかもこれを見てると
急性腰痛(ぎっくり腰も入ると思う)も安静にしすぎると治癒が遅くなり、再発のパーセンテージ
が上がるというのがデータで出ているそうだ
痛くてもなるべく普通に日常生活を送るべしとのこと


で、今日は気合を入れて
部屋の中を意味なく何度も何度も歩き回ったり洗濯もの干したりアイロンかけたり掃除機かけたり
もちろんギターを弾いたり、と過ごしたら
ほんとその通り昼間の時点でだいぶ動けるようになってしまった
昨日寝てた時はこれ木曜バイト行けっかなあ?(あ、私の職場は火水休みなのである)って感じだったのに



これは余談ではあるが

かの"明石家さんま"氏は、ぎっくり腰になった直後にイチかバチかで
「うわあああ!」と腰を思いっきり反らして一瞬でぎっくり腰を治したらしい(笑)
とネットで伊藤かよこ氏が書かれていた(TVで話してたそうだ)
しかも専門家によるとどうやらそれがぎっくり腰の治し方の正解らしいのだ(笑)
めちゃくちゃ痛いらしいけど(笑)
ぎっくり腰は"捻挫"の類ではなく"つった"ような状態らしいから、安静が一番ってわけではないらしい



というか

俺、今まで"ぎっくり腰"ってなったことなかったのよ
鈍痛やだるさやあったとしても"ビキッ"とするなあ、くらいで

で、今回やっと"ぎっくり腰"らしい"ぎっくり腰"を体験して思ったんだ、、、

この腰回りの痛みの出方、、、


俺、、、

知ってる、、、、



ちょっと待てよ?、、、
、、、てことは、、、?



そして俺はわかったんだ!

あの時(初回の整骨院施術後)見た地獄は施術の効果の副作用なんかではなく
ただの「ぎっくり腰」だったってことが!!(笑)
施術が凄すぎてただの"ぎっくり腰"になって、半分それを治しに通ってたんじゃないか、、という

まあ、いいけどさ!!(笑)



この本にも書いてあったよ
どの人も「腰痛を自分で治すんだ!」と決意した時に
本当の改善が始まっていくんだ、というようなことが




(このあとぎっくり腰になるとも知らず笑)
スタジオで、レコーディングの準備してる時
相方とそんな話(認知行動療法)を相方としていたら
なんとまあ、平野くんも「認知行動療法」を最近始めてみたらしく、、
しかも「認知行動療法」の「弁証法」だそうで、、、
なんなんだそれは一体?(笑)
俺のよりもっと凄いのか?(笑)
ちなみに相方は腰痛よりも"片頭痛"持ちだそうである
お互い痛みをコントロールできるようになるといいなあ



このぎっくり腰が治まったら
その効果のほどをじっくりと味わいたい




いやあでもこの一連の本を買ったのも
たまたまネットでの検索で発見したわけで
(「腰痛 坂 足腰」で検索していて
「恋をする」と腰痛がよくなる科学的理由 | プレジデントオンライン
ってページに辿り着いて、そこから芋づる式にこの3冊とめぐり会ったわけ)
もしこの本たちに出会わなくて
整骨院の恐怖スパイラルから抜けられなかったらと思うとゾッとする小嶋であった(笑)


この腰痛話、
きちんと総括したらそのうちKATAKOTOにでも書くよん

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