血肉【我が青春編】 - ナンバーガール

【俺の血肉と化したCD自慢~我が青春編】
 
 
前編 - ナンバーガール

もうちょっとだけ続きます、このコーナー。
前後編と分けて 【我が青春編】 を。
 
まずは、青春過ぎるので多くは語りませんが(笑)、
ナンバーガールです。
 
ラストの楽曲(というかコント)の入った、グループ魂のアルバム『Run 魂 Run』まで買っていたことからも、どれだけ好きだったかわかる人ならお察しいただけるでしょう!
「SAMURAI」収録のオムニバス『SUPER NOVA VOL.1 UNI』や、写し忘れましたが『クイック・ジャパン』Vol.42の付録の「NUM-AMI-DABUTZ(猫町version)」も持っております。
お台場Zeppのラストライブ、当日券ゲットをもくろんで行ったが入れずに外でテレビモニターで中の様子を見せられた。あん時ゃ寒かったな~。

メインストリートやメジャーの提示する、決まった型とは違うカッコ良さ。
そう、オルタナティブなカッコ良さをナンバーガールは教えてくれたのであります。(口調が向井秀徳氏みたいになって来た)
 
初めて聴いたのは、イースタンユースのオムニバスの『極東最前線』の「TOKYO FREEZE」だった。
これはやばいとすぐさま買い込んで、もちろんどれもめちゃくちゃ聴きまくったのだが一番好きだったのは、
↑この1stの『SCHOOL GIRL BYE BYE』かもしれない。
あのカセットMTRを駆使したテープサウンド。
「こっちの方が断然カッコいいな!」と思ったもんだ。
メジャーのキレイな音質に納得が行かず、
博多に戻って馴染みの録音方法で録り直したってのもよく分かる話だな。

Voxのアンプとテレキャスはジャキッといい音してたなあ。
俺もどこかのスタジオかライブでVoxのアンプ試したことあるけどLEADとはあんまり相性合わんかったな。(笑)

確か渋谷クアトロのNAHTのレコ発の対バンで見たのが最初のライブだったかな。
MCで向井氏が「助太刀いたす!」と言っていたのを覚えている。
 

(どこかのライブの物販で買ったカセットテープ)
 
 
ナンバーガールからは色んな衝撃を受けたけれど、
「こんな歌詞でいいんだ!(こんな歌詞を歌ってもカッコいいんだ!)」
「こんな自由でいいのか!」 という衝撃はやっぱりデカかった。
手書きの文字やイラストの歌詞カードも衝撃的だったなあ。
各人のルックスもね。バラバラなんだけどバンドとしての統一感がある様はTHE WHOさながらだ。
そして、もちろん音質、歌のメロディ、全員の演奏能力。異質なのにキャッチー。
アヒトイナザワ氏のドラミングは衝撃以外の何ものでもなかった。
今風の日本のバンドのエレキギターのアルペジオを流行らせたのは向井氏ではないのか。
 
 
、、などなど、こと細かに挙げるとキリがないのだが、
 
そう、ナンバガには「自由」まさに「ロック」を感じたのであります。
ロックトランスフォームド状態とはまさにこのこと!

あの頃の音楽好きの日本の若者の血中ロック度を間違いなく一段階アップさせてくれたバンドであろう。

昔の洋楽で味わえたようなロックの醍醐味を。
身近で生身で味わえたロック・サウンド。
そりゃあ燃えるわいな。
 

(こちらもどこかのライブの物販で買ったライブCD)
 
 
突き抜けてた。
日本人離れしていたけど洋楽の模倣ではなかった。



そんな凄いバンドが、

「福岡市博多区からやって参りました、ナンバーガール」です!



追記 : あとそうだ、書き忘れたけど
    単純にネイティブな方言を使った歌詞ってのも衝撃的だったなあ。
    ロックでそんな歌い方してる人って聴いたことなかったから。
    (INUの町田町蔵とか聴いたのはその後だったし)

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