バトル・クリーク・ブロー

ジャッキー1980年の映画
『バトル・クリーク・ブロー』

ジャッキー好きの中では、
アメリカ進出失敗映画として有名な作品。
と言いつつ、俺は見るの初めてだ。(笑)
TVでも放送してるの見たことなかったし
昔はレンタルビデオも借りたことなかったし。



テキサスで行われる「バトル・クリーク」という異種格闘技大会。
ま、早い話が天下一武道会だわな。
と言ってもあまり武術の達人はおらず頭の悪そうな怪力男ばっかりなのはアメリカ映画の限界か?(笑)
ブロー(Brawl)は、"殴り合い"とか"けんか"の意味みたい。
そんなタイトルから推して知るべし、の知的な映画だ。

時代は禁酒法(?)時代のシカゴ。
マフィアなアル・パチーノ似のナイフ使いや
政見放送の外山恒一似のカンフーの師匠などが出てきて
(相変わらずの笑)メッセージ性のなさでワチャワチャ進む映画だ。
たまに喋ってるのに字幕が出てこなかったりもする。(笑)

ただ、やっぱりジャッキーの動きはピカ一。
筋肉もしなやかでどんな動きも出来そうなくらい。
この頃26歳くらいかな?一番肉体がノリにノッてる頃なんだろうな。

ほぼウッチャン。(笑)

この時代の恰好、ジャッキーすごく似合うよね。
ハンチング帽って言うの?帽子も。
あの服装いいな。俺もまた着ようかな。ベストとYシャツ。

そして、よく出てくる小道具のイス。
まじまじ見ると、あの細いイスは何用のイスなんだろう?
ペンキ塗り用の脚立とかなのか?(笑)

この作品、ブルース・リーの『燃えよドラゴン』のスタッフが集められたとのこと。

監督と反りが合わずジャッキーらしさがうまく出せなかったと本人も述べているけれど、
これでもしジャッキーらしさが出てアメリカ進出がうまく行っていたら
もしかして時期尚早でアメリカでも長くは続かなかったかもしれないし
その後香港に戻って作った80年代・90年代の超名作群が生まれなかったかも、、、
と思うとかなり重要なターニングポイントな作品だ。

楽しかったぜ。

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