吉村昭『破獄』『島抜け』


















いやぁ~、急に涼しくなりましたね


"読書の秋"

だからと言うわけではありませんが(笑)


思わず吉村昭文学2冊を衝動買い
(これから読むので、今回は読書レポじゃなくて購入レポです笑)


ついつい本屋で吉村昭の棚を偵察に行くと
その時の気分で手に取ってしまうのである(笑)

今回手にしてしまったのは、、



これは前々から「いずれ読むだろうな」と思っていた『破獄』

文字通り"脱獄"の話

昭和の初めの頃に実在した(これから読むけどたしか実話なはず)という
犯罪史上未曽有の"4度の脱獄"を実行した脱獄犯の物語

もうこの時点で、面白さしかない!!(笑)



そしてもう1冊は
裏表紙のあらすじを読んで
その場で思わず衝動買いしてしまった『島抜け』

短編を3編収録した薄めの1冊で
表題作『島抜け』は、またしても"漂流"もの♪

今回は、幕府の逆鱗に触れ種子島に流された大阪の講釈師の話
種子島を丸木舟で抜け出し、たどり着いた先は、、、

もはや吉村昭の十八番(おはこ)と言ってもいい
吉村昭の描写する漂流話
(今回はフィクションみたいだけど)

またしてもこの時点で、面白さしかない!!(笑)



といった感じで

これから涼しくなるこの季節


ドキュメンタリータッチな作風の名手
読み応え抜群の吉村昭先生の作品

読んでみてはいかがでしょうか♪



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