『君たちはどう生きるか』(2度目)






















『君たちはどう生きるか』もういっちょ!



ということで(笑)

初回を観てから2ヵ月経ちまして
改めてもう一度観に行って参りました

過去の、万人向けジブリ作品と比べて
「分かりにくい」という人もいるこの最新作


理解しようとしに行くのではない!
あの世界に浸りに行くのだ!


(笑)

とは言え

初回を見た後、分析サイトなどを見たわけではないが
2度目を落ち着いて観ると、そんなに難解とは感じなかったな
ちゃんと筋の通った映画だった(当たり前か笑)

とは言え、
ここのシーンがこうで、、
あそこのシーンはこうで、、
とやるのも野暮なので

感じたままにしておきます(笑)



一般的に、映画監督も歳を取ると
難解な方向に行くことって多いのかな?

黒澤明監督だって
晩年は難解な芸術的な作品を撮ってたりしていたし

『マッドマックス 怒りのデスロード』の
ジョージ・ミラー監督ぐらいじゃないか?(笑)
70歳過ぎて"ど直球・どストレート"の"どパンク"な作品を生み出せるのは

でも今度の北野武監督の『首』も
ど直球っぽいのでとっても期待大(笑)


、、話を戻して、、


とは言え
難解と思われがちな、この『君たちはどう生きるか』
なんか結構若々しくて瑞々(みずみず)しい印象を受けたなあ
それも無理していないとても自然な感じがして

もしかしたら"前宣伝しない"作戦が功を奏し
宮崎駿監督も、誰にも邪魔されず、
自分の"イマジネーションの源泉"で
じっくり遊ぶことができたのかもしれない

それこそ自主制作映画ぐらいの心の新鮮さがあったのかも
引退を宣言した後、しがらみから解放されて
自然と湧き上がった創作意欲の瑞々しさ
(あくまで私の妄想です笑)




















いやあ、それにしても

絵がいいね!


幾シーンも印象に残る場面があった

結構、"風"が印象に残る映画でもあり
遠くの木々が風にざわめく音であったり
様々に描き分けられた雲たちであったり

ちょっと美術展を眺めているような心地よさも感じられた

この"絵"自体に引き込まれる人は、
よりこの映画を楽しめるんじゃないかな?


(前回も思ったけど
 間違いなく諸星大二郎のオマージュと思える1シーンがあった
 2回目を観て確信に変わった笑
 宮崎駿もよっぽど諸星大二郎が好きなんだな笑)




あと、音楽!


久石譲の奏でる曲たち

こないだはちょっと地味に感じたけど(笑)
改めて聴いたらかなりいいな!
さすが久石譲先生です
(エンドロールの歌はちょっと私の好みでないが、、苦笑)

サントラ買おうかな(笑)
(というかさっきネットでポチッてしまった笑)




ということで

2度目の『君たちはどう生きるか』鑑賞


"見飽きる"なんていうことはなく

心ゆくまで堪能できたのでありました♪



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