國領經郎 『生誕100年 國領經郎展』図録























いやぁ~、急に涼しくなりましたね


"芸術の秋"

だからと言うわけではありませんが



先日の海援隊のライブで訪れた
横浜は関内ホールのロビーの壁にかかっていた
「國領經郎(こくりょうつねろう)」という人の絵

その時、初めて作品も名前も知ったのだけれど
非常にグッとくるものがあったので
こないだ既刊の図録を購入してみた



2020年に生誕100年だったようで
(ご本人は1999年に亡くなられている)
その時に回顧展が日本各地何カ所かで開催されていた模様

ネットの通販を探しても
お目当ての、その時の図録がほとんど見当たらず

実際展覧会を開いていた鳥取県立博物館の通販サイトで
ようやく発見し、無事手に入れることができた

(電話で在庫確認したり、現金書留でやり取りしてまで欲しかったんです笑)




詳しい画風など
気になった人はネットで検索していただきたいが、

1919年、横浜生まれの國領さん
美術教育でも教鞭を取っていたりと
絵描きとしてはアカデミックな方のようだけれど
(絵を描くために自発的に"二足の草鞋"を選んだみたい)

その作風も歳を経るごとに様々変遷を重ねたようで
最終的には砂丘や浜辺といった"砂"の風景を描いている


個人的に私も鳥取砂丘に実際行って感動したクチなので
砂の風景には非常にシンパシーを感じた
("遠近感が消滅する"砂丘のあの感じ)

また、その"砂"をモチーフにした後期の作品たちから
これまた私の大好きな"諸星大二郎"感も感じられたのも大きい(笑)


整然と浮かぶ雲の感じも良かった




みなとみらいの横浜美術館が
結構作品を収蔵しているようなので

機会があったら
是非生で見てみたいと思っている

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