『ちびくろ・さんぼ』シリーズ
ご報告が大変遅れましたことを
ここにお詫びいたします
きちんと買い揃えさせていただきました
『ちびくろ・さんぼ』
1冊増えてんじゃねーか(笑)
はい、すいません
どうせだから買ってまえ!いってまえ!
のイテマエ打線で買ってしまいました
最後のは結構思ってたのより小さかった(笑)
そもそもの原作は外人さんの
ヘレン・バンナーマンさんが文章でフランク・ドビアスさんが絵の担当
(たぶんだけど)
もともと日本でヒットしてたのが
赤い『ちびくろ・さんぼ』で 当時は岩波書店から出てたみたい
それがしばらく出版自粛したあとに瑞雲舎というところが復刻させたのが
この写真の赤い『ちびくろ・さんぼ』
んで想像だけど
その復刻版が思いのほか売れたんで
シリーズにしてもっと出しちゃお!
ってことで発売されたのが
黄色の『ちびくろ・さんぼ2』と
緑の『ちびくろ・さんぼ3』
黄色の方は
かろうじて原作者のヘレン・バンナーマンさんが文章で
(といってもどうやらもともと他の物語に書いた粗筋だったようだが)
絵は岡部冬彦という日本人の方
緑の方にいたっては
原案 ヘレン・バンナーマン
文 こじま よしみ
絵 かも なおき
ということで よく見たらもはや
ところがどっこい
2よりも3の方が絵の原色の使い方は1に近いという(笑)
一生懸命雰囲気を真似して描いたんだろうな(笑)
パチモン感はなくはないがまあまあ悪くはない
径書房(こみちしょぼう)というところから出ている
カラフルな表紙の『ちびくろさんぼ』
どうやら岩波書店版や瑞雲舎版は原作の絵を反転させたり
(まあ、これは日本文縦書きと英文横書きの違いせいだろう)
カットされたりしていたらしく
そこを原作オリジナルに基づいて
「我こそがオリジナルだ!」
と言わんばかりに出された『ちびくろさんぼ』本
カットされたイラスト5点を追加し(笑)
オリジナル版のインクのズレも再現したとか
帯にもきちんと「この本は赤い表紙の「ちびくろ・さんぼ」の原書です」と書かれている(笑)
もちろん"赤い表紙の"とは上記の『ちびくろ・さんぼ』のことである
当然そこには、"あ、『ちびくろ・さんぼ』結構売れてんな,,, これ、便乗して出せば売れるな..."という
瑞雲舎の売れ行きをチラリ横目で見るような下心もなきにしもあらずであったろうと推測される
そんな『ちびくろ・さんぼ』シリーズ
ときどきパラパラめくるって見ると
ほんわかした気分になってなかなかいいと思います
ちなみに
「さんぼ」のおとうさんの名前は「じゃんぼ」で
おかあさんの名前は「まんぼ」だよ!
ぼくからは以上だよ!
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