血肉 - フリクション
【俺の血肉と化したCD自慢】
その12 - FRICTION
年明けから始まり長期に渡ってしまった連載
ひとまず最終回の今回は、、、
これを忘れてはなるまい!
日本のバンド
これを忘れてはなるまい!
日本のバンド
フリクション
です!
今でも色褪せず、最新鋭のロックンロールだと個人的には思っているバンド。
初めて聴いたのは、相方に聴かせてもらった時だったかなあ。
ちょうどGOUPIL(正確にはGOUPILの前の編成時のバンド)が2人になって「どうしようかね~」と思っていた時、相方と聴いていたのがNo Waveやフリクション周辺だった。Mission Of Burmaなんかもその頃聴いていたかな?25~6歳の頃かしら?
スリーコードのロックンロールは大好きだけれども、手垢の付いたコード(スリーコードやパワーコード)以外でなんとかならないものか?と真剣に考えていた。
「Gang Of Fourだけかもな~、それに成功しているのは」なんて思ってたりもしたな。
そんな頃に聴いたフリクションはやはり衝撃的なカッコ良さだった。
その頃じゃないかな、No Waveなサウンドに触れることで
「あ、これは何でもありなんじゃないか?これなら2人でもなんか出来るかもしれない!」ということが分かって、
色々試行錯誤した末に今も使っているグーピル・チューニングを生み出したのは。
や、あの変則チューニングになぜなったのかあまり記憶にないんだよな。(笑)
試行錯誤したのか、フッと出来たのか、気が付くとあれに落ち着いていた気がする。
そんなに色んなチューニングを試した記憶がないな。
「フリクション」
アルバム毎に編成がガラリと変わるバンドであったりする。
同じ編成のアルバムって1枚もないんじゃかったっけか。
また普通のバンドよりもライブ盤が多いかな。いかにライブ・バンドであったかの証。
初期の3人編成の時の、眉間を撃ち抜かれるようなロックンロールもいいし(『LIVE 1980』や『'79 LIVE』)、
『dumb numb』時のツインギターのライブ盤も激極カッコいいのでおすすめである。
破壊力抜群よ。
もちろんスタジオ盤も最高で、冷たい感触がたまらない、1stアルバムの『軋轢』(坂本龍一との共同プロデュース)や、フリクション流ハードロックが炸裂する『ZONE TRIPPER』も外せません。
あ、あとこれだけは声を大にして言っておきたい!(笑)
その聴き始めた後しばらくして、フリクションがRECK氏と中村達也氏の2人編成で活動を開始したのだが、その前にGOUPIL AND は2人編成で決定していたのだ。
なのでフリクションの影響を受けて2人組にしたわけではない。まったくたまたまの偶然です。
その知らせを聴いて「わ~向こうも2人組でやり始めちゃったよ~」とちょっと思った。(笑)
まあ、向こうがカッコいいと思うものをカッコいいと思っちゃうから影響っちゃ影響かもしれないけれど。(笑)
(今、ネットで確認したら中村達也氏を迎えての再始動LIVEがどうやら2006年春だったらしい。GOUPIL初ライブは2006年4月25日と記録にあるから始動はほんとに同じタイミングだったみたいだ)
その頃はザ・ホワイト・ストライプスが大ブレイクして、
世界的にも様々な2人組バンドが出てきて、
きっと2人組というバンドへのハードルが、見る方もやる方も下がっていたんだと思う。
そういやその頃RECK氏がインタビューで「フリクションでギター入れるんだったら "あふりらんぽ"の子とかいいね」的なことを言っていた記憶がある。あふりらんぽも2人組だ。
もちろん2人編成時にはライブを数回見に行ったのである。
俺そういやフリクションの初期メンバーである3人にはGOUPILのCDは渡したんだ。(笑)
RECKさんは、確かクアトロだったと思う「出待ちのファンなんですが~」「なんていう名前のバンド?」「GOUPIL AND Cと言います。」なんていう会話をして、なんかその時作っていたGOUPIL CDたくさん渡しちゃったあ。(笑)さぞかし迷惑だっただろう。氏の3大グッと来たバンド名が"SEX PISTOLS"と"TALKING HEADS"とあともう一つなんか("TELEVISION"だっったかな?)だったから、「グーピル・アンド・シー」じゃグッと来なかったかもしれない。(笑)
ツネマツマサトシさんは、渋谷の今は無き"青い部屋"で(確か)GOLDEN時代に対バンさせてもらった時に。チコ・ヒゲさんは、新大久保EARTHDOMかどこかで灰野敬二氏とのデュオ演奏時の出待ちにて。外は寒かったのを覚えている。
ツネマツマサトシさんは、渋谷の今は無き"青い部屋"で(確か)GOLDEN時代に対バンさせてもらった時に。チコ・ヒゲさんは、新大久保EARTHDOMかどこかで灰野敬二氏とのデュオ演奏時の出待ちにて。外は寒かったのを覚えている。
今、RECKさんはどうしているのだろう?
また、いつかLIVEを見たいな。
(了)
…と思いきやあとちょっとだけ続きます!(笑)
【我が青春編】を2回だけ予定しております!
もう少しお付き合いのほどを!
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