天野尚 NATURE AQUARIUM展
快晴の冬の日に。
今日は水道橋へ行って来た。
東京ドームの敷地内にある
ギャラリー・アーモという展示スペースにて。
天野尚(たかし)氏 ―
一般の人には馴染みがないであろうが、、、
ちょっとでもアクアリウム(要は熱帯魚趣味ね)に興味を持っり かじったことがある人は
必ず目にする、そしてハートをガッチリ掴まれるであろうメーカーに、ADA(アクア・デザイン・アマノ)という会社がある。水槽や器具など、統一され洗練されたデザインで、ちょっと野暮ったかった(失礼)それまでの熱帯魚業界のアクアリウムを、スタイリッシュで芸術的な域まで高めた会社と言ってもいいかもしれない。ギターメーカーで言うとFenderくらいセンスがいいのである。(笑)
そしてそのADAの創始者が天野氏。水槽の中に自然の水中景観と生態系を再現するネイチャーアクアリウムを提唱。
残念ながら2015年に62歳で亡くなられているのだが、その意志を継いでいる方たちが作っているのであろう作品(要は実物の水槽たちね)が見ることの出来る展示会だ。
あろうことか写真も動画も撮影可!
みんな激写しまくりで当然私も。
天野氏は自然を被写体にした写真家でもある。
日本を含め世界各地の自然(特に熱帯雨林や水辺の景観)やそこに共生する人々の風景を映し、それがまたアクアリウムのレイアウトにも反映されていくという。
もともと競輪選手だったらしいから、常人よりはるかに基礎体力もあったのだろう。
水槽のレイアウトってかなり肉体労働的でもあるから。
以上は入口から入ってから並ぶ巨大パネルの写真たち。
何でもフィルムメーカーに特注の大判フィルムも作ってもらっていたらしく
その凄まじい鮮明さにいきなり度肝を抜かれた。その綺麗なこと綺麗なこと。
そして度肝を抜かれたあとは
いよいよ本編の実物水槽たちのゾーンへ
天野氏の原体験が、生まれ育った新潟県の水辺の風景にあるためか、すべて淡水の水槽だ。
うわあ
すげえ天国だ
ずっと見ていられる
帰りたくない
てかむしろ魚になってこの水槽で暮らしたい
流木
光のゆらぎ
ガラス
水
苔と根ツマツマするエビ
木々や水草をぬって泳ぐ魚たち
すべてが最高だ
世界No.1の水族館である、ポルトガルのリスボン海洋水族館には
天野氏作(晩年最後の超大作)の40mの水槽があるという。
(会場で流れていた、その40m水槽制作現場のVTRより。蝶ネクタイの人が天野氏)
40m水槽かあ
うわあいつか見てみたいな
おったまげるだろうなあてか飛び込んで魚と一緒に泳いじゃう
リスボンにライブやりに行こうかな。(笑)
どの水槽も素晴らしかったのだが、
私が一番見とれていたのはこの水槽。
たしか180cmX60cmX60cmのサイズ。
これはバジス・バジスかな?
かつて飼っていたな。見飽きない魚だったな。
この展示会
当初14日までの予定が期間延長で21日まで。まだ行ってないアクアリウムマニア達は急げ。
1300円だぜ。
自分で作ったら数十万は軽くかかるぜ。
絶対見るべき。
今日は何でもない平日だったから空いているのかと思いきや結構次から次へと人が入って来て盛況だった。
今日は何でもない平日だったから空いているのかと思いきや結構次から次へと人が入って来て盛況だった。
感動した!
感動疲れした!笑
12:50頃入って、出たのは15:30。
そういや東京ドームに来たのも、平野君とストーンズを見に来て以来だから10年くらい振りだろうか。
天野氏の信念は
「小さな生命を愛せずして、大自然を語ることはできない。」
素晴らしい。
そもそもなんで俺が熱帯魚に惹かれたかと言うと、、、
それは長くなるからまたの機会にしよう。(笑)
いつか俺もあんな水槽を作りたいな。
Comments