網走オホーツク旅 15 ~オオハクチョウの皆さんに囲まれて ―屈斜路湖~

摩周湖から戻って来た私が目指したのは
摩周駅の売店のおばさまにも教えてもらった
「御食事処 ぽっぽ亭 poppotei」さんでございます♪

駅のすぐ目の前、ターミナルにある1件のお店
全国駅弁大会で2位を取ったという「摩周の豚丼」
駅の売店でも駅弁として売っていたけれど
それを作っているのがこちらのpoppoteiさん
せっかく本物のお店が目の前にあるので
そこで食べましょう♪
ということでいざ!

店内も小綺麗でいい雰囲気のお店

もちろん注文したのは「摩周の豚丼」
(今回は普通盛で)

いただき摩周湖♪
長年継ぎ足されてきたという秘伝のタレもうまいうまい♪
いやぁ~、美味しかった♪
甘辛いタレがしっかりとからまった道産豚肉
道産米をベースにオリジナルブレンドしたというご飯が進みます(笑)
全国駅弁大会2位も納得の美味しさでございました

そんな空腹も満たされた私の、午後のスケジュールは、、(笑)
屈斜路湖観光!
これまた、阿寒バスの路線バスである「屈斜路線」に乗って観に行くのですが
これが夕方16:00の発車
今が、12:30くらいだから、、
あと3時間半、、!(笑)
実は、、ちょっと細かい話になるけれども(笑)
今回は通常の路線バスで巡っているんだけれど、
当初予定していたバスで、観光客向けに、摩周湖と屈斜路湖を巡ってくれる
「弟子屈えこパスポート 摩周・屈斜路周遊バスきっぷ」ってのがありまして
それに乗る気満々でスケジュールを組んで、飛行機チケットを取った後に気付いたの、、(笑)
あ、運行期間が、前日の3月2日までだ、、って、、
見逃してたーっ(泣)
観光シーズンだけ走る、期間限定バスってのは分かっていたけれど、、
まさかの1日違いで乗れず、、
という、経緯がありまして
スケジュールとにらめっこした結果
弾き出された路線バスの乗車時間が「16:00」と相成りました次第(笑)
屈斜路湖に着く頃には、夕暮れも迫る時間だろうけれども
一瞬でも見られるなら、路線バスに賭ける意義もある!ってもんだ
(そして、後述の通り、無事屈斜路湖の岸辺でオオハクチョウの皆さんにも会えました♪)
まあ、コトの経緯はそれくらいにして
あと3時間半ですよ(笑)
そこそこ長いので、
その時間何をしようか、、
で、候補に挙がったのが、
摩周の駅前から徒歩25分くらいのところにある「道の駅 摩周温泉」
(午前中の摩周湖往復のバスから見えたところですな♪)
こちらに行ってみようかと!
それでは、なかなかの極寒の町を歩いて、景色を堪能しながら向かいましょう!


晴れてるのに、どこからともなく粉雪がパラパラしたり、吹雪いたり

手袋に乗った雪も、結晶が見れそうな感じ


犬も素足で散歩(笑)

いい家(笑)

道と並行するように流れる釧路川にかかる橋

展示スペースでは色んな方の作品が飾ってあったり

昔の大相撲の横綱、大鵬さんも弟子屈町の出身とのことで
紹介コーナーがありましたよ

時の過ぎゆくままに
ソファで小休止
結構長いこと小休止させてもらい(苦笑)
道の駅を出たのが15時10分前くらい


今夜泊まる「川湯温泉」で、食事する所がないと困るので
念のため、「エゾシカバーガー」(750円)と「牛のおっぱいミルクコーヒー」(300円)
を買っておく
といった感じで、
日も少し傾きかけてきた中を
もと来た道をたどって、摩周駅方面へ向かう


16:00に乗る予定のバスの発着場は
駅のロータリーではなく、「摩周営業所」(弟子屈バスターミナル)という
駅からちょっと離れた所
なので、行きよりはちょっと歩く距離も短くて済んだ






いやぁ~、待ったねえ、、
あっちの道こっちの道そっちの道
ウロウロしまくって、、







この時間帯で、
冷気に晒されまくったせいか
翌日自宅に帰る頃にやや鼻風邪気味、、(笑)
そりゃそうだよ、めちゃんこ寒かったもん
町には出歩く人なんて誰も見当たらないくらいだし、、
でも弟子屈の町、冬の町を堪能しまくったのは間違いない(笑)

最後は阿寒バスの営業所内の待合場所で暖を取らせてもらって
いよいよバスに乗る時間

ちょっとまた話は細かくなりますが(笑)
(「弟子屈えこパスポート 摩周・屈斜路周遊バスきっぷ」サイトさんより拝借した↑の画像を参照くださいませ)
乗ろうとしている、このオレンジ色の「屈斜路線」
終点「和琴半島」(屈斜路湖南岸にある半島)までを往復するバスなんだけれども
自分としては、往復乗りっぱなしで
車窓からの眺めで、ギリギリ屈斜路湖が見えればそれでいいか、と思っていたところ
(ちなみに赤い線が、昨日まで季節運行していた「屈斜路バス」のルート
東岸に沿って行くのでかなり屈斜路湖が堪能できると思われる)
その話を運転手のお姉さんにしたら、
それだったら、屈斜路湖の岸辺に降りられる「コタン」で降りて
往復して25分後くらいにまた戻ってくるから、そこでまた乗ればいい
という素晴らしい提案♪
お姉さん!
それでお願いします!!
ということで、いざ出発したら
行きも帰りも乗客は俺一人だけだった、、
、、というのは秘密(笑)
ていうかこの時間に屈斜路湖方面に行く地元の人もそうはいないのかもしれない

といった感じで、
まさかの贅沢貸し切り路線バス状態で
16:00頃「摩周営業所」を出発ー♪



バスに揺られること20分弱かな

「コタン」に到着!
お姉さんにいったん別れを告げて
下車!



ここからは歩いてものの1分くらいですぐ岸辺に行ける場所で
しかも温泉の湧いている湖畔となっています

屈斜路湖!
おお、早くもオオハクチョウさんが2羽いらっしゃる!

Wikipedia先生曰く(笑)、
屈斜路湖(くっしゃろこ)は、北海道東部(道東)の弟子屈町に位置する自然湖。日本最大のカルデラ湖で、全面結氷する淡水湖としても日本最大の面積を持つ。1934年(昭和9年)、全域が阿寒国立公園に指定された。
名称の由来
アイヌ語で喉口、転じて「沼の水が流れ出る口」を意味する「クッチャラ」に由来し、この湖の「クッチャラ」近くにあったアイヌの集落(コタン)「クッチャロ」に和人が字を当てたとされる。
伝説
アイヌの伝説では、英雄オタストゥンクㇽ、あるいはオキクルミが巨大なアメマスを捕らえて湖畔の山に結びつけたが、暴れるアメマスは山を引き抜き、自身はその山の下敷きになってしまった。その山が現在の中島である。アメマスはいまだ死にきれず、時に暴れる。そのため、道東地方は現在でも地震が多いという。
昭和50年代(1975年から1985年頃)に大きな影が遊泳する様子や湖面の波紋が立て続けに目撃され、この湖に巨大な未知の生物が棲んでいるという噂がテレビなどで取り上げられた。ネッシーにならってクッシーと名付けられた。とはいえ、酸性が強いこの湖に大型水生生物が存在する可能性は無いとされる。実際、近年は目撃情報は途絶えてしまっている。

こちらの中央奥の方に映っているのが「中島」
てっきりその左のくっきり映ってる方だと思ってたら
後から考えたらそれは「和琴半島」の突き出た陸地部分っぽかった
隣の露天風呂に誰か入っているっぽかったけど
他には人っ子一人いない絶景
観光客もおらず、この景色を独り占めできる幸せ

セルフタイマーでパシャリ
荒涼とした凍てつく世界にひとり
、、ってな気分(笑)

湖面はかなり凍っている

写真左側の岸辺に露天風呂がある
そこから温かいお湯が湖面にも注ぐのであろう
オオハクチョウさんたちがいっぱい集まっている

(寒いのが好きなのか、嫌いなのか、、笑)
のんびり撮影してて、
ふと振り返るとめっちゃ近くに来てた(笑)

「何やってんすか?」的なノリの御方


1羽、、2羽、、と続々と上陸してきて
軽く取り囲まれる事態に(笑)


餌をくれるとでも思ったのか?
それともねぐらが岸辺の雪の上なのか?
可愛らしいですな

結構陸地の上の方まで上がってきた


いやあ、まさか屈斜路湖をきちんと見れた上に
こんなたくさんのオオハクチョウに出会えるなんて
来てみるもんですな♪

着いた時に誰か入ってたっぽいけど
帰る頃にはいなくなってたのでパチリ
無料の露天風呂とは言え
地元の方がきちんと管理されているようなので
キレイそうな感じ
今回は時間がなくて入ることはできなかったけれど
かなりの絶景露天風呂であることは間違いないであろう


バスの時間も近づき
定刻前にバス停のところまで戻ると
すでにお姉さんは待っておりました(笑)
すんません!


帰りも貸し切り状態の中を
「摩周営業所」へ戻って来たのは17時ちょっと過ぎ
「コタン」までの往復で、片道720円の屈斜路湖観光でございました♪
お姉さんにオオハクチョウに囲まれた話をしたら笑っていた
珍しいですねえ
最近はハクチョウも少なくなってきてるって聞いたけど
ってなことも言っていましたな
お姉さんにお礼を言い
「摩周営業所」から歩いてまたまた「摩周」駅へ







再び乗りますのは、JR釧網本線「網走」行き
今日の宿泊場所「川湯温泉」駅へ向かいます


18時前
誰もいない駅舎

すてきなカーペット



17:58「摩周」発

2駅となりの
18:15「川湯温泉」着

一人下車すれば
これまた趣きのある立派な駅舎





旅行者の思い出写真だろうか?
駅舎の一角に、写真がいっぱいと、よしだたくろうのレコードがいっぱい(笑)
自由に流せるレコードプレーヤーも置いてあった

この時の気温は-7℃

川湯温泉駅


誰もいない駅前広場
ライトに照らされて粉雪が舞っている
何も音がしない
雪が吸音するのかな?
耳を澄ましても何も音がしないんだ
あ、「無音」ってこういうことなんだ
と強く印象に残った
今夜泊まるホテルは「川湯温泉 HOTEL PARKWAY」
駅前のストレートを歩いて5分くらい


(まだ寝てないだろうけど)寝静まるような町を歩いてホテルへ


到着


正面入り口は食堂(レストラン?)のお客さん用らしく
脇のホテル用のエントランスからチェックイン


結局、夕飯は
道の駅で買っておいた
「エゾシカバーガー」と
「牛のおっぱいミルクコーヒー」じゃい!
やっぱりこうなったか(笑)
エゾシカバーガーとってもうまかった♪
のんびりくつろいだ後
川湯温泉のその名の通り、ホテル内の温泉へ
誰もいない温泉が好きなので
タイミングを見計らって入浴♪
さすがに写真は撮れないですが、
内風呂と外風呂があり
外風呂は雪景色も堪能できる露天風呂
内風呂の奥の扉を開ければ
露天風呂へ続く、ちょっとした庭園のような細い石の道
もちろん雪が降り積もっています(笑)
夜の暗さで、壁にかけてあった入浴客用のサンダルに気付かなかったため
素足のまま薄っすら積もる雪の上を数メートル歩いて温泉へ(もちろん全裸)
超冷たかった~(笑)
粉雪がしんしんと降る中の露天風呂
最高でした~♪
この日も素泊まり
1泊で6500円ほどでした
(急に金の話 笑)
いよいよ明日は最終日
いい流氷が見れるかな?
それではお休みなさい~ m(__)m

~つづく
やっぱりこうなったか(笑)
エゾシカバーガーとってもうまかった♪
のんびりくつろいだ後
川湯温泉のその名の通り、ホテル内の温泉へ
誰もいない温泉が好きなので
タイミングを見計らって入浴♪
さすがに写真は撮れないですが、
内風呂と外風呂があり
外風呂は雪景色も堪能できる露天風呂
内風呂の奥の扉を開ければ
露天風呂へ続く、ちょっとした庭園のような細い石の道
もちろん雪が降り積もっています(笑)
夜の暗さで、壁にかけてあった入浴客用のサンダルに気付かなかったため
素足のまま薄っすら積もる雪の上を数メートル歩いて温泉へ(もちろん全裸)
超冷たかった~(笑)
粉雪がしんしんと降る中の露天風呂
最高でした~♪
この日も素泊まり
1泊で6500円ほどでした
(急に金の話 笑)
いよいよ明日は最終日
いい流氷が見れるかな?
それではお休みなさい~ m(__)m

~つづく
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