カッコーの巣の上で

精神病棟に入れられた服役囚が巻き起こす騒動のお話。
 
映像的にはとても良かった。どの役者さんもさすがである。
『シャイニング』はTVで昔見たことがあったけど
ジャック・ニコルソンさんはさすがの快演にして怪演。

ただ(笑)、面白いことは面白かったが心が揺り動かされるほどじゃなかった。
何だろう、ちょっと本筋というか動機というか
そこがいまいち弱い気がして、感情移入してのめり込むほどじゃなかったな。
ただ単に引っ搔き回しているような感じで、傍観してしまった。
 
KATAKOTOでも書いたように、なまじっか「自由」という概念にうるさい私は(笑)、
なかなか「自由」を描いた映画に感動しにくいのかもしれない。
 
 
『カッコーの巣の上で』
1975年 ジャック・ニコルソン主演
ミロス・フォアマン監督  アメリカ映画

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