網走オホーツク旅 12 ~SL冬の湿原号~










出発の時を今か今かと待ちながら

煙を上げる「SL冬の湿原号」



(進行方向は写真の右上の方向です)








ゾロゾロ、、










車体に取り付けられた
2025年版のエンブレム


レプリカや、その他グッズの車内販売もあったんだけれど
ほとんどが SOLD OUT でございました

「釧」とデカデカと一文字書かれた車標がちょっと欲しかったんだけど(笑)
おそらくSLシーズン突入早々売り切れたんじゃないかな?

鉄道の世界はアマくないね♪










今年は「SL冬の湿原号」の25周年記念ということらしく
記念ロゴステッカーと、「C 11 171」と書かれたエンブレムのSLピンバッジを乗車中に購入








私が乗るのは1号車「たんちょうカー」

客車は1~5号車まであって
だるまストーブが設置してある「ストーブカー」や
車内販売カウンターのある「カフェカー」がある








予約したのは「たんちょうカ―」のカウンター席

窓の外に向いた座席で
ちょっとしたものを置けるカウンターも付いていて
景色を眺めるには至れり尽くせりの仕様

このカウンター席の方向だと
釧路川を眺めることできる







それでは

「標茶」14:00発

終点「釧路」には15:42着の

1時間42分のSLの旅に、いざ参りましょう♪












古~いコンデジでの撮影のため、
実際の景色よりも幾分 迫力減でお届けいたします(笑)

というか走ってる列車から良い写真を撮るのはムズい(笑)




車内では、観光案内のお姉さんが
1号車~5号車までひっきりなしに行き来して
窓の外の景色や動植物、釧路湿原の解説などをしてくれます♪





ちなみに釧路湿原


正式名称は、「釧路湿原国立公園」で

Wikipediaより抜粋すると

北海道東部の釧路川に沿って展開している日本国内最大の湿原である釧路湿原を中心とする公園。タンチョウなどの水鳥はじめ、多くの野生動物の生息地となっている。釧路湿原として1967年(昭和42年)に国の天然記念物、1980年(昭和55年)に日本国内で最初のラムサール条約登録湿地となり、1987年(昭和62年)に日本国内で28番目の国立公園に指定された。

とのこと


東京都心がすっぽり入ってしまうほどの面積で、
国の特別天然記念物のタンチョウや、多種多様な動植物に出会える、自然の宝庫!







あ!


と思ったら








タンチョウヅル!



あ、こういう感じでいるんですね!(笑)








餌付けしている餌場的な広場なのかな?


ちょっと遠いけれど(笑)無事見られてよかった!

今回見ることが出来たのはこの3羽だけ





聞いたところによると

「標茶」の次の駅であり
タンチョウに会えることで有名な「茅沼(かやぬま)」駅

今は無人駅だそうだけれど
これも、駅長さんがいた時代に頑張って餌をまいたから
タンチョウが来てくれるようになった
ということみたい



ちなみにJALの例のロゴマークの鶴
あれがタンチョウ(丹頂鶴)でございます








線路沿いには

タンチョウやSLを撮影する方たちも










夏の緑の湿原も

ガラッと変わって見応えあるだろうなあ






乗車時間1時間半超と
決して短くない時間

手持ちのMP3プレイヤーからは
旅の前に観た、役所広司主演『すばらしき世界』のサントラをリピート

イヤホンから流れる 静かな音楽が
景色ととてもよく合っていて最高だった








乗っている1号車は最後尾なのだけれど

時々機関車が吐き出す煙が窓の外に映し出される


そして、あれは石炭の煙の匂いだろうか?

今まで嗅いだことがない、とても良い匂い♪


好きな匂いだったなあ








北海道、マジ広いっす












見上げれば、天井には手の込んだ装飾も施されています












この写真、真ん中に、木の間に、シカが映っているのが分かるだろうか?



長い道中、窓の外に何回もエゾシカさんを見た

一度は立派な角を持ったオスのグループもいた



なんでも、エゾシカさんたちは

鉄分を補給するためにレールを舐めに来るんだとか



(そんなこと言いつつ、翌日は
 摩周の道の駅で買ったエゾシカバーガーを食べることになるんですが、、笑)

















これは、釧路川だったかな?


途中で川を下るカヌーツアーの人たちもいたな

真冬でもやってるんだな、カヌーツアー










これも、確かなんかの歴史的建造物だって説明があった気がする(笑)

なんかの水門(釧路川の氾濫した時用だっけな?)で、
今は使われてないって言ってたかな?


(ネットで調べたら、「岩保木水門(いわぼっきすいもん)」という水門で
 やはり釧路川の洪水対策用のもので、写真に映っている塔は現役の新しい水門みたいだ
 写真では見えてないけど、隣に、土木遺産としての旧水門があるみたい)











夕刻も近づき、カフェカーも営業終了








だるまストーブ!







他の号車の車内の様子

全客車とも、ちょっと大正ロマンっぽさも感じさせる素敵なデザイン





さらに先頭の客車へと歩いて行くと、、









あ、こ、こんにちは








一番先頭の客車の向こうには

一生懸命煙を吐き出し、後ろ向きで客車を引っ張る機関車さんがいました


(※昨日のブログ、今回の機関車の車両編成と走り方
  記憶違いで間違ってたので修正いたしました m(__)m)










なんとも不思議だよなあ

後ろ向きに走るって





時々聴こえる汽笛の音が郷愁を誘います











さあ、湿原も抜けたようで

町が見えてきました








15:42「釧路」に到着です












座席のシートにもタンチョウがいました♪










客車もこう見るとダークブラウンがシックで
無骨な鉄の塊みたいでかっこいいな














いやあ~、素敵なSLの旅でした♪











ちょい渋めのステーションギャラリー








15:42に到着したものの

取って返すように、次に乗るのは16:29発の、普通「網走」行き

発車まで40分強



ちょっとだけ駅周辺をウロチョロしてみましょうか











くしろよろしく!








~つづく



Comments

Popular Posts