血肉 - KRAFTWERK

【俺の血肉と化したCD自慢】
 
その4 - KRAFTWERK

 
言わずと知れたテクノ・ミュージックの始祖=クラフトワーク

ドイツが世界に誇る4人グループ。
その長い活動歴のため、中心人物のラルフ・ヒュッター以外、少なからずのメンバーの流動あり。
詳しいことはWikipediaで。
 
 
初めて聴いたのは、下手したら幼稚園くらいか、いや小学校低学年くらいかだったかな?
音楽好きの父が『人間解体』(洋題:『The Man Machine』)のLPを買ったらしくそれをカセットに録り、車で遠出する時なんかにかけていた。
「これはシンセサイザーという電気の機械で作っているんだよ」的なことを教えてくれたが、後部座席に座った私と兄は「じーちゃばろぼっとだ!じーちゃばろぼっとだ!」と楽しく騒いでいた。(2人にはそう聴こえたらしい。本当は「We Are The Robots」と歌っているのだが)

それがテクノ神との最初の出会い。
その時は幼すぎて好きとか嫌いとかも思わなかったし、変わった面白い音だなあぐらいにしか思わなかった。


それから時が経ち、おそらく高校かその後の浪人の頃くらいか?
(たぶん)横浜の東急ハンズの売場で何気なく見ていると、(確かロボットのような風体の)目覚まし時計からあの「THE ROBOTS」が流れているではないか。あっそういえばこの曲昔聴いたことあったな!あらためて聴いてみようかな!と思い『人間解体』のCDを購入。
"あっこれはすごい"となりまして数年かけてアルバムを買い揃えていきました。


彼らもイースタンとはまた違った意味で全アルバムが平等な印象。
一枚一枚のそのコンセプトたちに駄作はひとつもない。
一枚も失敗していないというのは凄いことだ。
(あ、でも『アウトバーン』でバーンと来る前に2枚くらい前衛音楽のアルバムがあるっちゃあるけど。公式のディスコグラフィーからは排除されてるのかな?)


これは数年前の念願のライブを見たときに感じたことだが
(またこれが素晴らしかったのでツアー中に2回見た)
音を楽しむ。
それがすべて。
ロックンロールの魂を感じるんだ。


そんなクラフトワーク。
強引に言えば、「機械化したロックンロール」です!(笑)



それにしても、クラフトワークもブートがいっぱい出ているバンドの1つだろう。
それでなくても、正規盤ですら、歌詞が英語版、ドイツ語版、とあったりする。
昔のライブはバッキバキに歪ませたハードコアなコンピューター音なんかも奏でていたらしいし、本当のマニアだとその辺のブートも揃えているでのあろう。
でも、私はそこまで金がないので(笑)YouTubeに感謝するのみである。



めーーーとーーーぽれーーす♪

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