血肉 - THE SMITHS

【俺の血肉と化したCD自慢】
 
その2 - THE SMITHS

ザ・スミス!
これまたバンドの解説はWikipediaに譲るとして、、、
 
こちらも当然リアルタイムのバンドではない。
私が初めてザ・スミスを聴いたのは、21~22歳くらいの頃だろうか。
GOUPILより遡ること遥か昔、学生の頃のバンドの時代だ。
よくあるような話だが、当時バンドメンバー(ボーカル)だった宮崎くんより、
おすすめ曲のたんまり入ったMDを何度かもらっていた。
洋楽セレクトMD2枚、邦楽セレクトMD1枚だったかな。
60年代の昔の曲から新しいのまで。その当時最先端のザ・ストロークスも入ってたな。
奴はパンクやパワーポップなんかはもちろん、わりとロカビリーやネオロカに狂っていたから
それ系のも多かった。
宮崎君経由で知ったバンドはかなり多いかもしれない。
The Flaming GrooviesとかThe Barracudasとか。
 
まあ、それはよしとして、、
1枚のMDに二十数曲入っていて、
その中にあったのがザ・スミスの「THIS CHARMING MAN」だった。
元来のポップ好きの私でありますから、真っ先に「なんじゃこの曲はー!なんちゅーいい曲だ!
ギターも最高だ!こんな素晴らしいアルペジオ聴いたことないよ!」となったわけです。
当然ザ・スミスがどんな人たちか知らなかったが、そのことを宮崎君に伝えると
「ああ、小嶋くんはゲイだ(笑)」と言われてしまった。(ちなみに私は全くその気はない笑)
 
あとは、もうすぐさまオリジナル・アルバムを揃えて聴きまくった。
私は散々テクニカル系のギタリストを聴いてきたつもりだったけど
それとは違うジョニー・マーの別次元のギター・ワークとその独創的な曲に圧倒されたり
その歌詞の対訳を読んで、なんかよくわからんが面白い歌詞だな~と思ったり。
 
最初に買ったのはたしか『HATFUL OF HOLLOW』かな。
編集盤だけど今もこれが一番好きなアルバムかもしれない。
1stの音質もJC特有の冷たさがして好きだな。
『THE QUEEN IS DEAD』のロック度は言わずもがな。
 
あと、モリッシーとマーのソングライティング・コンビの影に隠れがちだけれど
何気に、ベースのアンディ・ルークとドラムのマイク・ジョイスが重要な気もするんだよね。
特にアンディのベースのフレーズ。
これがアンディ自身で考えたのか、マーのアドバイスがあったのか分からないけれど
自分で考えていたなら、ザ・スミス・サウンドへの貢献度はかなり高いと思う。
これがオリジナリティのないルート弾きみたいなベースだったら、
ジョニーの曲も相当平板に聴こえてしまったと思う。
エフェクターにあまり頼らないし、きれいなアルペジオだとダイナミズムが出にくいから。
あと、「THE QUEEN IS DEAD」のドラミングは最高です。
 
持ってるレコードたちを並べてみた。
ザ・スミスと言えばシングル!というくらいに、
コレクション心をくすぐるシングルの数々だった。
ジャケット・デザインとカップリング曲もマニア心をくすぐるんだな。
割と集めている方かもしれない。
モリッシー・ソロもなんだかんだであるな。
 
その頃は、新宿のVINYLに買いに行ったりもしてたな。
 
こちらは一昨年に買ったジョニーのシングル・レコード。
ジャケットがイカす。
その時のライブで、ザ・クラッシュ・バージョンの「I Fought The Law」をやった時は
ちょっと感動だった。
お客さんへのサービス曲なのかもしれないけれど、
ジョニーは昔のパンクの下手さには否定的だったっぽいから。 昔の話だけれど。
それともザ・クラッシュは好きだったのかな?
 
 
― 
 
"ザ・スミスに再結成をして欲しいか?"
 
ファンの人たちはどう思ってるんだろう?
金のために再結成する人間たちじゃないし
遠い昔のバンドの話だから望みは薄そうだな。
もし完全に仲直りして昔と同じ気持ちでやってくれるなら見たいもんだけれど、
モリッシーとマイクで裁判やったりしてたから無理だろうな。(笑)
 
 
以上、ザ・スミス話でした!

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