東京物語


「行ってまいります」
「どうしてなんですの?」

言葉遣いが丁寧!!(笑)


小津安二郎監督作品
『東京物語』(1953年)


THE STOOGESの映画と一緒に貸してくれた
すごいコンビネーションだ(笑)
THE STOOGESと小津安二郎を同時に貸してくれる相方のセンスに脱帽だ!(笑)


これはいい!
とても良かった
俺に言われるまでもなく名画であるよ
4~50代になってから見たらさらにグッとくるかもしれない

小津安二郎作品
まだ見たことがなくって
白黒映画の時代の巨匠だし
もっと教科書的で真面目で退屈な作品なのかななんてイメージを持っていたけれど
ところがとっこい!!

人間や家族の普遍的で不変的なテーマが描かれていて
こりゃ時代を超えるわけだわ、と膝を叩いた次第
俺が言うまでもなく名作ってことなんだろう

「あ~ ゆかい ゆかい」


とかく
物質の交流は易く
心の交流は難し

死を迎える一瞬まで
力の限り、力いっぱい
生きて生きて生きるしかないんだってこと

血を継いでいればそれだけで"家族"なのか
という普遍的かつ不変的なテーマだね


いつの時代も同じだな(笑)

いつの時代も人のために生きるのは難しいってことだな
みんな自分のことで手いっぱいなんだ


そんなことを見ながら思った



古い映画だけど映像きれいだなあと思ったら
デジタルリマスター版なんだな

また映像が丁寧で画面が綺麗ね(画質のことじゃなく"画面"の画が)
なんでも何気ないカットの小道具の高さを揃えたり
みたいな話は小津監督の逸話だったっけか?

このシーンとかも障子なんかの線の位置が揃えてあったりする


尾道の広島弁も勉強になりました

「アリガ↑ト↓」
「やっきゃあ(厄介)になって」

『仁義なき戦い』といい
広島っていう場所は土地柄的に
映画のインスピレーションを与えてくれる場所なんだろうか


いや~良かった




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