『マレーナ』
いやあ素晴らしかったねえ
モニカ・ベルッチ!
ジュゼッペ・トルナトーレ監督
『マレーナ』
2000年公開のイタリア映画
この人は名画しか撮らないのか!(笑)
『ニュー・シネマ・パラダイス』『海の上のピアニスト』に次ぐ
3本目の鑑賞のトルナトーレ監督作品
音楽はもちろんエンリオ・モリコーネさん
2000年と言うとなんか最近の作品の気がするけどもう20年前だ(笑)
この人はほんと男の琴線に触れる映画を撮るねえ
町の男、誰もが振り向くような
世にもまれな、類まれな、美人のマレーナ
(私もスッとオヤジギャグの出る歳になってしまった...笑)
に恋をした少年の切ない思い出を描いた映画
美人は美人で大変で、、
そこに戦争の波も襲い掛かり、、
イタリアの田舎町には自転車が合うね
マイ愛車のビアンキの故郷だけあるぜ
あと『ニュー・シネマ・パラダイス』にもあったけど列車もいいね
性に目覚めていく少年の映画でもあり
プラトニックの極み的な愛の映画でもあるけれど
モニカ・ベルッチさんのルネッサンス絵画のような美しさがあればこその映画だったな
イタリア本国でだけ公開された、
シーンが追加された"ディレクターズ・エディション"もあるから機会があったら見てみよう
あと、
"戦争"は100%悪ではあるけれども
数々の作家・芸術家にインスピレーションを与え
歴史に残る素晴らしい作品が生み出されていることを考えると
なかなか複雑な気持ちだな
"戦争"は
人、場所、、、様々なものを引き裂く
それが皮肉にも胸を打つような人間ドラマを生んでしまうんだな
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