『海の上のピアニスト』
1998年のイタリア映画
『海の上のピアニスト』
ジュゼッペ・トルナトーレ監督
ティム・ロス主演
豪華客船の中で捨て子として生まれ
生涯船を降りることのなかった天才ピアニストの物語
いやあ、良かったなあ
嵐の海のうねりの中のピアノ
ジャズマンとのピアノでの決闘
印象的なシーンが多かったな
主人公の名前が「1900(ナインティーン・ハンドレッド)」ってのもいいし
一目惚れした女の子へ送った曲も良かったし
実際は役者さんが弾いていないとはいえ
あの曲たちを実際弾ける人がいるのかと思い
ピアノの凄さを再認識させられた
自分の中でもベストと言ってもいいくらい好きな映画
『ニュー・シネマ・パラダイス』と同じジュゼッペ・トルナトーレ監督
そして音楽も同じくエンニオ・モリコーネ(去年亡くなられた)
そんだけ好きなくせに他の作品を見るのは初めてという、、(笑)
いや、見よう見ようとは思ってたんだけど
作品全部がTSUTAYAに置いてあるってわけでもなくて
ようやく手に取ったのがこの作品
次は『マレーナ』、その次は『シチリア!シチリア!』を見ようと思ってる
『ニュー・シネマ・パラダイス』もそうだったけど
トルナトーレ監督は
思い出と今を交錯させて描き出すのが上手い
そしてエキストラさんは多いけど
主要人物は最小限でシンプル
これぞ映画!という感じでビシッと芯が一本通ってる感じ
(あと今回も○○オチ笑 まさか他のはそうではあるまい)
なんか『ニュー・シネマ・パラダイス』もそうだけれど
この監督の画の撮り方なのかな
非常に画面が心地いい感じがするんだよね
α波じゃないけれど、安堵感を感じるというか
俺だけかもしれないけれど
具体的にどこが?って聞かれると答えられないけど
"マイルド"とか"やさしい"とも違うんだけれど
角が尖ってないというかギラギラしてないのかな
それともイタリア人の持っている気質だったりするのかな
監督自身の変な"自己主張""自己表現欲"みたいのがないのもいいのかもしれない
ひたすら"いい映画"というものに捧げている感
それともイタリア人の持っている気質だったりするのかな
主演のティム・ロスさん
ジョニー・マーにちょっと顔が似てるな
アイルランド移民系の顔
と思ったら、ティム・ロスさん
やっぱり父親がアイルランド系みたいだ
アイルランド系によくある顔なのか?(笑)
いい映画だった
これが「海の家のピアニスト」だったら台無しだったな(笑)
というジョークを思い付いたけどそれは蛇足ですな(笑)
というか映画レンタルしたの久しぶりだな
次は『マレーナ』だな
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