どですかでん





すげえ映画だな。
好きだなあ!とはちょっとならないかもしれないけれど。(笑)
TSUTAYAの棚でたまたま目についたので借りてみた。
前にTVで見た黒澤監督の『夢』に近いようなタッチ。
 

『どですかでん』
(黒澤明監督 / 1970年)
 
時代も場所もわからない戦後の焼け跡のバラックような集落。
野良犬みたいな人々の暮らし。
ちょっと演劇がかってる寓話的なリアルな幻想のような群像劇映画。
 
車に住む親子や、死んだ目をした男が素晴らしい。
邦衛の酔っ払いっぷりも見事だ。
登場人物が皆生きている。
 
 
人生は電車のよう
乗ってくる人、降りてゆく人、乗り合わせる人
町はそんな電車のように今日も走っていく
 
どですかでん
 どですかでん
   どですかでん
 
人生なんて皆まぼろしを見る「どですかでん」みたいなものだ
 
 

、、、とそんな感じでしょうか?

 
 
人間、心に見えたものが現実なんですかね。
昨日の『ジョニーは戦場へ行った』と通じるものがあるな。
 
 
(ど頭から音楽が音割れしててちょっとびっくりしたぞ。笑
  山本周五郎の小説 『季節のない街』を原作にしているらしいが
  このストーリーを文章で読んで面白さが味わえるか謎だ。)

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