ジョニーは戦場へ行った








"戦争で手足耳目口鼻を失ってしまった青年が感じる世界とは ― ?"
 

ショッキングで重いストーリーではあるけれども
決してただのショッキングな見世物的映画じゃないし
ただの反戦映画でもない。
なかなか深い映画だ。
 
夢と現実
時間

戦争と平和
年寄と若者
親と子
思考すること
意志

生と死

深いところまで描いている映画だ。
病床の現実はモノクロで、記憶や夢はカラーで。
役者さんも映像もいい。
有名な映画だけど重く退屈な映画なのかなと思っていたがそんなことはなく、
これは名画と言っていいでしょう。


ジョーは最期どうなったんだろうか?



『ジョニーは戦場へ行った(Johnny Got His Gun)』(1971年)

ドルトン・トランボ監督・脚本
監督自身が1939年に発表した反戦小説が原作
ベトナム戦争最中の1971年に映画化されたとのこと。
共産党員だったらしく赤狩りに遭い、偽名で書いた原作の中には『ローマの休日』もあるようだ。

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