吉村昭 『星への旅』『赤い人 新装版』



くわっ!

また増えてしまった!(笑)

















吉村昭先生の著作2作品を購入


この冬に訪れようかと思っていた
荒川区の吉村昭記念文学館

どうやら4月まで"ボクシング"をテーマにした展示をやっているそうで、、
(吉村氏はかなり熱心なボクシングファンだった)

そりゃ是非見たいな♪ とはやる心を抑えて
その予習もかねて、ボクシングをテーマにしたという短編「鉄橋」を
読んどかないといかんな♪というわけで手にしたのが

『星への旅』(新潮文庫)という
「鉄橋」を含む、初期の作品6編を収録した1冊



『星への旅』(公式サイト紹介文よりコピペ)

平穏な日々の内に次第に瀰漫する倦怠と無力感。そこから脱け出ようとしながら、ふと呟かれた死という言葉の奇妙な熱っぽさの中で、集団自殺を企てる少年たち。その無動機の遊戯性に裏づけられた死を、冷徹かつ即物的手法で、詩的美に昇華した太宰賞受賞の表題作。他に「鉄橋」「少女架刑」など、しなやかなロマンティシズムとそれを突き破る堅固な現実との出会いに結実した佳品全6編。




そしてもう1冊は

『赤い人 新装版』(講談社文庫)



『赤い人 新装版』(こちらも公式サイト紹介文よりコピペ)

囚人たちの北海道開拓裏面史。明治十四年、赤い獄衣の男たちが石狩川上流へ押送された。無報酬の労働力を利用し北海道の原野を開墾するという国策に沿って、極寒の地で足袋も支給されず重労働を課せられる囚人たち。「苦役ニタヘズ斃死(へいし)」すれば国の支出が軽減されるという提言のもと、囚人と看守の敵意にみちた極限のドラマが展開展開する。



これは以前からちょっと気にはなっていた1冊

解説からして、吉村氏の真骨頂でもある
"リアリスティックなむごたらしさ"が炸裂しそうで楽しみだ

買う時にたまたま、赤いダウンジャケットを着ていて
レジでこの『赤い人』を差し出したので、一瞬ちょっとだけ恥ずかしかった(笑)



ちょっと読むのは先になりそうだけど

楽しみはとっておいて、慌てない慌てない♪




吉村昭記念文学館も
この冬というか、来週行こうかと思っていたけれど
道中、都電荒川線にけっこう長く揺られるようなので
桜の季節に行くのもいいかな?なんて思っている
ボクシングコーナーは4月中頃までの展示のようだし


それまでには読み終えているだろう


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